自然界の最後の産物である人類の細胞内にもミトコンドリアが生命活動にとって今なお重要な役割を持っています。自然界の超低周波は人工的に作られたデジタルな波と違って、生命を維持するための優しいリズミカルな波を持っています。
一方、高圧送電線や、あらゆるアンテナ類、通信機器類から発せられる超低周波は、自然界の超低周波にどこまでも近似しているため、生命波に共振して細胞の深部まで透過しやすいのです。しかしながら実は全く異質な信号を持っているため、生命の根幹部分に触れ細胞に損傷をもたらしてしまうのです。文字どおり似て非なるものだということを少しでもご理解いただければ幸いです。
区 分 | 制定年 | [μT] | 規制内容 |
ICNIRP 国際レベル |
1998 | 100(50Hz) | ガイドライン |
83(60Hz) | |||
WHO | 5,000 | ガイドライン(現在5年かけて調査中) | |
日 本 | - | - | 規制なし |
米 国 | - | - | 米国には国レベルの規制はないが州レベルで有り。テネシー州やカリフォルニア州では0.4μT規制 |
ドイツ | 1997 | 100 | |
イタリア | 1992 | 100 | |
スイス | 2000 | 100 | スイスでは本規制値以外に住宅、病院、学校等の特に防護が必要な場所において、 防原則に基づいた磁界の規制値(1μT)を設定。 |
オーストラリア | 100 | ||
スウェーデン | 1990 | 0.2 | 規制(労働組合総連合であるTCO) コンピュータは30cm離れて0.2μT以下になるようにする 電線は人口密集地で0.1μT、郊外で0.2μTを目標 |
英 国 | 1993 | 1,600(50Hz) | ガイドライン |
1,333(60Hz) |
報告書 | 調査国 | 報告年 | 種類 | 増加率 | |
カロリンスカ報告 | スウェーデン | 1992 | 小児白血病 | 0.2μT以上 0.3μT以上 |
2.7倍 3.8倍 |
オルセン論文 | デンマーク | 1993 | 小児白血病 | 0.1μT以上 0.4μT以上 |
1.4倍 6倍 |
ノルディック報告 | 北欧三ヶ国 | 1993 | 小児白血病 神経腫瘍 |
0.2μT以上 0.2μT以上 |
2.1倍 1.5倍 |
フェイチング 論文 | スウェーデン デンマーク |
1995 | 小児白血病 | 0.2μT以上 0.5μT以上 |
2倍 5.1倍 |
リネット論文 | アメリカ | 1997 | 小児白血病 | 0.3μT以上 0.5 μT以上 |
1.72倍 6.41倍 |
ディ-・クン・リ- (De-Kun Li)博士 |
アメリカ | 2001 | 女性の流産 | 1.6 μT以上 | 6倍 |